無印良品南乗鞍キャンプ場
ご存知、無印良品南乗鞍キャンプ場です。
飛騨高山から国道361号にて美女峠を通り朝日町から高根町へ入ります。
川沿いに走行し、高根第2ダムの終わるあたり、無印良品の看板があるところを左折しキャンプ場へ向かいます。
しかしここから8.5kmあるため、上り坂を延々と走行しますがなかなか到着しないため少し不安になってきますが、辛抱して走ると到着します。
キャンプサイトは大変広く、隣とも接近していないためゆったりとしています。
Aサイトが31、Bサイトが84、Cサイトが40、Dサイトが31で計186サイトあります。
今回はD28を使わせていただく事になりました。
キャンプ場が広いと言うことはセンターハウスまで遠いと言う現象がおきてきます。
ここの名物、露天風呂がセンターハウスの横にあるため、D28から800mありました。
そのため車で送り迎えと言う事も必要になる場合があります。
サニタリー棟はすぐ近くにあったので、こちらでは便利でした。
ここは標高が1600mのため朝夕は少し冷え込みます。
と言う事で、今回は小川テントのリビングドームを本来のリビングドームとして使用し、新たにドームテント(3m×3m)を購入しました。
とは言ってもインナーだけ使用するつもりで安いものを購入しましたが、折角買ったので一度は使って見ようと設営したため、以前から持っていたリビングドームをリビングに使いました。
格安テントですが意外と使い勝手がよく、充分満足しています。(ちなみにHIMARAYAで購入しました。)
冷え込むと言っても今まで使っていた装備で充分です。
朝も心地よくゆっくりと睡眠出来ました。
肝心なキャンプ場ですが、場内に釣り池やカヌー用の池があり、講習会も開かれています。
また地元のおやつ作りや体験教室などイベントも多く、キャンプ場だけでも充分楽しめます。
お隣さんは私達よりも先に来ていましたが、3泊4日した後もまだ居る様子でした。
いったい何日くらい居るのでしょうか。
それくらい長期滞在できるキャンプ場です。
前述の露天風呂もありまた売店には地ビールもあり満足のいくキャンプ場でした。
ただ、場内の道路は未舗装で雨のための溝が掘っているので、ゆっくりと、通る場所を選んで走行する必要があります。
ところで無印良品キャンプ場はメンバー登録する必要があります。
インターネットから登録できますのでよろしければこちらからどうぞ。
南乗鞍キャンプ場をベースとした今回の観光記
今年のキャンプは8月9日から12日までの3泊4日です。
9日朝、我が家を出発し名神高速から東海北陸自動車道を経由して郡上八幡から国道472号、国道257号を通り高山へ。
途中、道の駅パスカル清見で休憩し、カルビ焼きを食べましたが、これがものすごくおいしくて何とも言えませんでした。
次に高山の南西にあるリスの里に行きリスとたわむれました。
ここのリスは、えさ(ひまわりの種)を手から食べます。
しかしリスを追い回してもだめです。
じっと待っているとリスのほうからやってきます。
次にジオドームで昼食を取り、美女峠から高根町を通り過ぎ野麦峠へ向かいました。
野麦峠は今でも大変な峠で、車で行っても遠かったのでここを歩いて超えていった女工さんたちは大変だったのでしょう。
そしてキャンプ場へ行き、手続きの後我が家を設営し、第一日目も日が暮れて行きました。
翌10日は快晴です。
ところが朝、大変涼しく快適に寝られましたのでつい寝坊してしまいました。
朝食を済まし、片付けてキャンプ場を出たのは10時でした。
まず乗鞍スカイラインに行こうと出発しましたが、乗鞍は渋滞で畳平の駐車場に入るのに2時間待ちとの情報盤の掲示。
そのため新穂高ロープーウエイの方にまわりました。
第2ロープーウエイは日本初の2階建てロープーウエイです。
待ち時間が30分程度でしたのでこの間に昼食をという事で、簡単にスパゲッティーを食べ標高2156mの千石平へ向かいました。
天気は抜群で、南に焼岳、北東に西穂高から奥穂高、北穂高、槍ヶ岳、北西に笠ヶ岳と壮大な景色を望むことが出来ました。
その後下山し帰路へ。
しかし乗鞍スカイラインは混雑なしの情報、そしてこの天気。
ここで走らない手はないと午後3時からスカイラインへ向かいました。
新穂高からずうっと上り道のため、タウンエースの水温が上昇気味となり、途中からエアコンを切り窓をオープン。
なんと涼しい風が入ってくるではありませんか。
そうです、すでに標高2000mを超えているのです。
目的地の畳平は2702mのため結構涼しく、この勢いで名前は忘れましたが小高い頂上へと徒歩で上り絶景を眺めました。
そしてキャンプ場へ帰還し、2日めも夜となり地ビールにて夕食となりました。
11日は少し曇り気味。
本日は早起きし、上高地へと向かいました。
安房トンネル(平成9年12月完成)を通って見たかったので、マイカーで中の湯へ行きそこからUターンしてまた平湯温泉のバスターミナルへ行き、公共機関に乗り換えて上高地へ向かいました。
さすがにマイカーを規制している意味がわかりました。
こんな所にマイカーを入れたら渋滞で走れません。
定番のかっぱ橋で写真を撮り、梓川でのんびりと、かもを見ていました。
ここのかもは人に慣れており、ある程度まで近づいて来ます。
近くのレストランでカレーを食べましたが、量が多くこれがまた辛いんだなあ。
天候は曇りのため、河童橋から梓川上流の景色は頂上が雲の中でした。
そしてバスで平湯に戻り、奥飛騨おもちゃ博物館へゆきました。
昔なつかしいおもちゃがたくさんありました。
中でもOSのリードマルチの送信機があり、感激感激。
そうですねえ、もう30年以上も前のラジコンの機械です。
私の家にあるデジコンの6チャンネルも1972年に買ったものですが、そんな比ではありません。
新穂高ロープーウエイへ行く途中に熊牧場があります。
どうも熊は気持ち悪いのですが、小熊の芸はかわいくて皆楽しんでいました。
この写真ははく製ですが、やはり怖いですよ。
次に飛騨大鍾乳洞へ行きました。
すごいですねえ。
まるで防空壕のようなところもありました。
隣接の大橋コレクション館は成金趣味であまり興味はありませんでしたが、鍾乳洞は自然の作品で大変珍しく、また涼しく感激しました。
そしてまたキャンプ場へ戻り、地ビールで夕食です。
12日は夜中から雨となり、結構降っていました。
テントをたたむ時は雨がやんでいて、素早く撤収しました。
そして高山へと、通い慣れた美女峠を通って行きました。
高山の古い町並みを見て歩く予定でしたがすごい雨で、道路も潅水するくらいでした。
有名な音羽屋さんでおかしを買い、そしてもちろん酒屋さんで地ビールを買い高山を後にし帰路へと向かいました。
往路で立ち寄った道の駅パスカル清見でカルビ焼きを食べようと思いましたが、すごい雨のため焼いていませんでした。
これが心残りで残念です。
と言う事で1998年の家族キャンプでした。
家に帰ってテレビを見ると、東北から飛騨地方は大雨で、白川ではキャンプ場が孤立。
また上高地は地震と、少し日程が違っていたら大変なキャンプになっていたところでした。
ラッキー。